不動産鑑定士の職域は想像以上に広いものです。
宮城県内で起きた不動産査定に伴うトラブル事例を含めてお話ししてみましょう。
■コンサルティング業までこなす広域な職業。
一般的に、不動産を賃貸借するときや不動産を担保にお金を借りるとき、あるいは相続問題で適正な不動産の価値や価格を知りたいとき、不動産査定をおこなってもらいます。
このとき不動産鑑定士は査定作業ばかりではなく、場所によってはコンサルティング業なども請け負ってくれます。
たとえばこの土地を利用してどんな商売ができるかといった漠然とした依頼にも応えてくれるのです。
■土地や不動産の課税の不服申し立てにも。
宮城県は多くの不動産査定が必要となる地域です。
交通ルートが東京など首都圏とダイレクトに結ばれていることから、商業地としての見通しが立ちやすく、土地の売却、また購入などで不動産査定の依頼が多いのです。
さらに言えば課税上で疑問に思ったり不満をもったりしたときも、不動産査定を改めて依頼し、不服申し立ての根拠とすることもできます。
■先日は宮城県内で、共同ビルの権利調整でのもめ事や再開発関連の権利者間のトラブルがありました。
共同ビルのオーナーが権利のことでもめ事を起こしたり、再開発の件で権利者どうしの諍いがあったりというニュースが業界紙に報じられました。
そのときに対応した専門職の数人に不動産鑑定士がいました。
不動産査定が改めて実施されたわけです。
経年のさまざまな事情で曖昧になる不動産のトラブルにも欠かせない存在です。
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